書誌詳細
紀伊國屋書店
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なぜ働いていると本が読めなくなるのか
- 著者名三宅香帆 著
- 出版社集英社
- 出版年2024.4
所蔵事項
- 登録番号129826
- 請求記号019.021-M
- 貸出区分通常
書誌事項
- 書名なぜ働いていると本が読めなくなるのか
- 書名ヨミナゼハタライテイルトホンガヨメナクナルノカ
- 著者名三宅香帆 著
- 著者ヨミミヤケ,カホ,1994-
- ISBN9784087213126
- 国名コードJP
- 言語コードjpn
- 内容紹介「大人になってから、読書を楽しめなくなった」「仕事に追われて、趣味が楽しめない」「疲れていると、スマホを見て時間をつぶしてしまう」…そのような悩みを抱えている人は少なくないのではないか。「仕事と趣味が両立できない」という苦しみは、いかにして生まれたのか。自らも兼業での執筆活動をおこなってきた著者が、労働と読書の歴史をひもとき、日本人の「仕事と読書」のあり方の変遷を辿る。そこから明らかになる、日本の労働の問題点とは?すべての本好き・趣味人に向けた渾身の作。
- 目次まえがき 本が読めなかったから、会社をやめました
序章 労働と読書は両立しない?
第1章 労働を煽る自己啓発書の誕生―明治時代
第2章 「教養」が隔てたサラリーマン階級と労働者階級―大正時代
第3章 戦前サラリーマンはなぜ「円本」を買ったのか?―昭和戦前・戦中
第4章 「ビジネスマン」に読まれたベストセラー―1950〜60年代
第5章 司馬遼太郎の文庫本を読むサラリーマン―1970年代
第6章 女たちのカルチャーセンターとミリオンセラー―1980年代
第7章 行動と経済の時代への転換点―1990年代
第8章 仕事がアイデンティティになる社会―2000年代
第9章 読書は人生の「ノイズ」なのか?―2010年代
最終章 「全身全霊」をやめませんか
あとがき 働きながら本を読むコツをお伝えします